博多駅 9:20頃

残念写真の高精細化、なかなか思うように進みません。ゴチャゴチャ云ってないで、死ぬ前になんとか決着をつけておかにゃ、と思っております。

ひと月ほど前、C62とD52に前引き後押しされてセノハチをいく特急かもめの様子を高精細画像で再掲出しましたが、そこから3本ほど先に進んだベタを処理していて【博多駅の二枚看板】みたいな組写真が出てきました。

エンドロール(笑)を入れて全部で11枚、構図も腕も(むべなるかな)の素人写真ですが、なにしろ出てくる役者の様子がいい!

今回は眼にうるさい余計な説明を途中に挟むことなく、先ずはことの顛末(笑)を時系列を追ってたっぷりご覧いただきましょう。

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1960(昭35)年3月当時の時刻表が手元にないので、同年10月改正時の時刻表を参考にしましたが、1列車の博多着は 9:24、ここで牽引機が C59から C61に代わります。その【機関車付け替え】を狙った(結果としての)組写真です。

1枚目と2枚目は機廻し線で待機するC61、3枚目で門司から引いてきたC59が到着すると、1枚目と2枚目には写っていなかった客車が機廻し線に入っています。これだけ頻繁に出たり入ったりしているなかで、しかも5枚目なんて、切り離したらすぐに引上線に向かうってときに、よくまあ撮らせてもらえたもんです。

6枚目、進行方向左のデフの裏側に5列車(か6列車かはっきり判りませんけど)のヘッドマークが掛けてあります。

ということは? もし5レ用なら、まさかこれからトンボ返りで門司に取って返して 10:49発の 5列車を牽いて再び博多へ戻って来る、ってこと?

もしそうだとしたら、これは相当タイトなスケジュールです(笑)。

C61が 1列車に取り付いて発車準備完了となったときには、既にC59が中線に移って、そこに置いてあった客車につながれたようです。

『えっ!?これから回送客車と一緒に後ろ向きで門司にまで引っ張って行かれるの?』というのは想像力過剰なまつしまの妄想。SFとかファンタジーじゃないんだから…。このまま竹下へ後ろの回送客車を牽いて行くんでしょう。いっかい深呼吸して、それから水飲むんだ、落ち着け、まつしま!

おしまいの2枚はナハフ21、東京方にこの【作りかけ】みたいな顔した座席車がつながっていてこそ、この時代の1列車というもの、エンドロールにはもってこいのカットではないかと思っております。

ところで、先ず驚くのが撮影位置。

これだけの時間にわたってそこでカメラを構えていたわけですから、当然多くの職員の目に触れているわけで、だとすれば、『鉄道員の隙を衝いてダッシュで線路に飛び降り』るなんて姑息な方法ではこんなの撮れっこありません。ちゃんと意図を説明して、その場の責任者から事前に了解を得たうえでカメラを構えている筈です。

けど、いまはどんだけ説明したって絶対にこんな場所には立ち入らせてもらえません。列車の頻度や速度が当時とは違う、という事情もさることながら、やはり、鉄道従事者にとって鉄道ファンが【信用できない】どころか【信用したら自分が危ない】種類の存在に成り下がったことが最大の原因でしょう。

この組写真の当時、相手が汽車好きだからといって鉄道員が特に甘い顔をしていたとも思われません。もしなにがしかの間違いや事故が起きれば、その場に居合わせた者が責任を問われるのは当時も今も変わりないんですから。にも拘わらず、これだけの長時間そこで活動できた、誰もそれを咎めなかったということは、そもそも愛好者の質がまるで違ったから、鉄道員から見てファンが信用を置くに足る存在であり、ファンもまたそれを裏切らなかったからとしか考えようがありません。

まぁ、いまさらなにを嘆いたところですべては後の祭りというヤツです。今さら信頼を取り戻すなんて西から昇るお日様に等しいんでしょうから、ここはせめて、制限だらけの窮屈で不自由な活動しか許されない今の年若い愛好者諸君に、『まぁ、世間から非難されぬように頑張りたまえ』ってな励ましのコトバなぞ贈っておきましょうかね。





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コメント

Champcar97

凄い写真のオンパレードですね。
まつしまさん、こんちには。
いやー、凄い写真のオンパレードですね。
できることなら、この場にいたかったものです。
それから、このような写真が撮れなくなったのは、
それだけおかしい輩が増えたからでしょうか。
まあ、鉄道ファンに限らず一般の人もそうだと思いますが。

急行まつしま2号

Re: 凄い写真のオンパレードですね。
Champcar97さん:こちらへもコメントをありがとうございます。

そうですね、自分の目と耳と鼻と肌で体感したいですよね、これ…。撮影者を羨ましいと思うのはしょっちゅうですが、この組写真には特に強く感じました。

ま、困った鉄道ファンは60年代後半から大増殖しましたから、いま顰蹙をかってる連中だけが特に愚劣なワケでもないんでしょうけど、でも、よく考えれば迷惑者にいいもよくないもありませんわな。どうせ、いはま撮りたい列車なんて殆どなくなっちゃいましたから、できるだけ近くに寄らないように気を付けております。
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急行まつしま2号

2019/8/12 に Yahoo blog から移ってきました。2008/3/28 から活動しています。

残念写真はFH君(高校時代の同級生)の叔父さん(故人)が1960~62年にかけて撮影したもので、まつしま(以下、管理人という)は約40年前、高校卒業時にそのベタ焼きスクラップ帳をFH君から預かりました。

約半世紀が過ぎ、管理人にも終活準備の必要が迫ってきましたが、どの被写体もこのまま埋もれさるのはあまりにも惜しいと考えて公開を決意しました。

全ての記述と残念写真を除く全ての画像は、管理人によるものとお考え下さい。従って、残念写真に対する苦情・異議等は、いっさいお受け致しかねます。この点、あらかじめご了承頂くとともに、不同意の方の閲覧は(たとえ記事が全公開に設定されている場合であっても)お断り致します。

また、残念写真以外の全てについては、管理人の責任と権限で対応致しますが、管理人が【適切でない、相応しくない、好ましくない、不快である】等と判断した書き込みは、発見し次第、全て管理人の一存で警告なしに即刻削除します。この点も併せてご了解頂きます。

なお、上記の点は、全て【管理人の固い意思】であって【どなたからどのような種類の申し入れ等があっても応じない】こと、及び【どなたとの議論にも応じない】ことを、あらかじめ明記しておきます。

これらの方針に同意されない方の閲覧は当方から固くお断り致しますので、どうぞ速やかにご退出ください。

記事を閲覧される方は、(万が一紛議等が生じた場合も含めて)全てここに記述した方針に同意され応諾された方として対処致しますので、念のため此処に併せて明記しておきます。

原則的に【来る者は拒まず】が基本スタンスですが、ただし、管理者に対して過去に敵対的言辞等を執った事実のある者からの再接触等は、たといそれが当該敵対的行動の撤回及び謝罪並びに釈明等であっても、その全てを拒絶します。

もし釈明や和解の必要を感じたなら、その時点で直ちにそう処置した筈であり、またそう処置すべきでもありました。それをしないまま再接触を図るということは、

①なんらかの意図があって、非敵対的な態度を偽装もしくは隠蔽している

②記憶力に欠陥のある攻撃的性格

上記①または②のいずれかと考えざるを得ません。すなわち将来に於いて再び敵対的言辞を吐き散らし敵対的行動を執る危険性が極めて大きい者である可能性を窺わせる者である、と見做し得るわけで、そういう面倒くさいヤツと関わり合うのは金輪際願い下げ、二度と御免蒙ります。

そんなヤツに愛想笑いなどする気は全くありません。見つけたら直ちに叩き出して塩を撒くので、そのつもりで。

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