社会的信用

ネット見てたら165系が目にとまりました。



(おっ!急行じゃん♪)と開いてはみたものの、タイトル見て(チッ!なんでぇ、あれかよ…)とガッカリ。さらにザッと目を通せば、お笑いタレントばかりのチープなバラエティー番組のナレーションを連想させる薄っぺらな文体で書かれた真偽不明だらけの記事。一読しただけで(なんだよこれ??)と情けなくなりました。

7年前、この番組の10本目(京成スカイライナーの回)に裏焼き写真が混じっていてました。驚いてそれを指摘すると、「京成から提供を受けた画像なので、制作側には責任ない」という驚愕の返事がきて、「あいた口がふさがらなかった」という話をご紹介したことがあります。

https://w563p0j9cfbo.blog.fc2.com/blog-entry-3662.html
https://w563p0j9cfbo.blog.fc2.com/blog-entry-3684.html
https://w563p0j9cfbo.blog.fc2.com/blog-entry-4167.html

エキスポこだまの回でもそうだったんですが、記録映像と記録映像の間にウザい小芝居が挟まっていて、(ドキュメンタリーに想像再現ドラマなんか要らねえだろ)とさんざんイライラさせられていい加減ウンザリした挙句の駄目押し(トドメの裏焼き)だったもんですから、ココロの底からガッカリ、正真正銘のトホホでした。

こんな出来損ないの田舎芝居を恥ずかしげもなく【伝説】だと? なにがドキュメンタリーだ、笑わすな。

(ちなみに7年後の現在も当該商品は裏焼きのままです。したがって正しく発音しようとすると、リータンメキュドと云わなきゃいけないんでしょうか(苦笑)。)

鉄道を題材にすれば商売になる。しかも、俳優も台本も、なぁーんにも自前で準備することないんですから、ぜんぶ他人様の持ち物でゼニが稼げる。よくよく考えてみればずいぶんとムシのいい、とゆーよりド厚かましいハナシですわな。

それにしても、世の中変わりましたね。ワタシら少年とか青年だった時分には、軽率に鉄道が好きだなんて口にするとしばしば知能の発育を疑うような視線を浴びせられましたし、今で云う【乗りテツ】の途次で、正規の乗車券を所持しているにも拘わらず車掌や駅員から不正乗車の嫌疑をかけられたりしたもんですが、いまは(他人に迷惑かけるバカは昔も今も論外ですが)少なくとも鉄道ファンであると公言したがために低脳扱いや薩摩守の如きあしらいを受けることはなくなった(かどうかは、まだちょっとシンパイですが、頻度が下がったことは間違いない)と考えてよさそうです。ずいぶん活動しやすい環境になりました。

ただ、その鉄道趣味を取り巻く全体のレベルがどうなっているのかというと、これはいささか心許ない気がします。

愛好者のレベルがどうこうなどと天に唾するようなことは云いませんが、それを商売のネタにしている連中には、どうも愛好者をナメてかかっている輩がいっぱいいるようです。上に挙げたスカイライナーなど、それをはっきり裏付ける【動かぬ証拠】です。

愛好者(下手すると病理学的な意味でのマニア)相手にその道のコアな記録や情報で稼ぐからには、少なくとも写真の裏表が判んないよーな【節穴】のボケナスなぞ配置して仕事したつもりになっていてはいけない。とゆーか、いろんなデーターの信憑性や妥当性を公正かつ適切に判定できる者を制作・監修に当てるのは営利事業者として品質保持に最低限必要な姿勢であり、かつ誠実さとゆーもんでしょうし、同時に目の据わった狂信的マニアからボコボコに攻撃されないように(されてもそんなのひとひねりで撃破して追っ払うために)当然講じておくべき自衛措置にして理論武装(用心棒と呼んでもいいかも(笑))なんじゃないでしょうか。

危機管理意識の甘さなのか、最初からユーザーをナメているのか、おそらくその両方なんでしょうけど、【そもそもまるで鉄道に興味のない生ヌルい連中がテキトーに拾ってきたデーターをいい加減にツギハギしてもっともらしく見せようとしているシロモノである】という先入観で臨まないと、人によっては観てる最中に怒り出しちゃうんじゃないの、なんて思っています。

視聴は個人の自由ですから『観ちゃいかん!』なんて営業妨害みたいなマネは決してしませんが、ワタシはかつて裏焼きのポンコツ画像に金6,264円也をボッタクられる被害(ブルーレイディスクを買ったもんですから)を蒙りましたので、それ以後、この制作者がドキュメンタリーと称して流す番組はいっさい観ないことにしております。

ここにこそ社会的信用というものの意味がある。顧客は一度愛想を尽かしたら、そんな業者には見向きもしないし二度と戻りません。『信用を失う』とはそういうことです。ふざけんな、そんな無責任極まりないヤツのタワゴトなんぞ誰が相手にするもんか。

すなわちまつしまはこの制作者に信を置けないので、165系電車のドキュメンタリーも、どっかよそが作るまで待って、そっちを観ます。








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コメント

五十鈴拓磨・父

「伝説」なんて……
あるんですかねえ?
まあ、私にとっては、身近な車両ではありましたが、こんな番組見る気もしませんや。

急行まつしま2号

Re: 「伝説」なんて……
五十鈴拓磨・父さん:こんにちは。コメントありがとうございます。

伝説のある・なしなんて制作したチンピラどもには関係ないッスよ。記事のテキトーな紹介文読んだだけでそんなの丸わかりじゃないスか(笑)。発音だけ仰々しい(と言葉を知らない連中が思っている)コトバでハリボテのデコレーションケーキみたいに表面だけゴテゴテ飾り立てて、はいオシマイ。中身は空洞、叩けばボコボコって段ボールの音がするんじゃないでしょうか。

165系の出来がどんなもんかは観なかったんで知りませんけど、スカイライナーの回は(これ本当に公共の電波に乗せたの?)と訝るくらいにお粗末きわまりなかったです。制作者だけでなく放送事業者まで含めた全体の見識を疑うひどさでした。これじゃ世間がテレビにソッポ向くのも当然の成り行きってもんだと思います。

あんな噴飯ものしか作れない低脳の俗物どもが、ワタシは文化人だ、なんて天狗になってるから、高市や安倍あたりに放送法がどうとか云ってちょっと恫喝されただけで途端に大本営報道部もビックリみたいな上目遣いでセッセと忖度しちゃう。なにしろ【真剣に作ろうとした】って意欲も痕跡も全く見当たりませんでしたから…。

BACCA

こんにちは。

この車両は私にもはっきりと見覚えがある!車両です。
何処かで何度も見たのでしょう♪

テレビって、どんどん薄っぺらくなりました。
なんだろう、あの愚かしさは。
時代もあり、制作している人の質が落ち、見る側の質も落ちているのかもしれません。

で、信用の問題ですが、一度がっかりすると離れますね。
だから信用はほんっとに大切にしないといけないと思います。
ま、えらそうなことは言えません…。

ところで百閒先生の本を少しずつ読んでいます。あの文章には中毒性があり、貪り読んでいた頃が懐かしくなりました。なんて楽しい良い文章なのでしょう。

急行まつしま2号

Re: みかん色と緑色
BACCAさん:こんにちは、コメントありがとうございます。

名古屋から東京へ引っ越されたとお聞きしています。その頃に名古屋東京の国鉄線で走っていた電車の多くがみかん色と緑色に塗装されていましたので、おそらくどちらでも駅や踏切でよく見かけた色だったのだろうと想像しております。

いつ病理学的マニアに分類されて隔離病棟に放り込まれてもおかしくないまつしまが、「実はですね…」なんて非テツのノーマルなご婦人に向かってこの電車の講釈なぞ始めたらドン引きされちゃうに決まってますので、それは差し控えます。

堕落したテレビへの私見は、これまで何度も表明した憤怒をもういっぺん繰り返すだけなので見合わせますが、本文に述べた京成スカイライナーの件では、最っっ低のクオリティーと最っっ低の職業意識を実際に目の当たりにして呆然としました。そんなバカ相手に【信用】なんて高等概念を論じたって、そんなのアマガエルやカタツムリに経済原論を講義するのと変わりないですから、さっさと打ち切りました(笑)。こんな低脳が作るものに関わるのは人生の浪費だ、と考えていますが、とはいえ視界に入ればいちいち腹が立ちますから、こんなふうに怒り狂っちゃう次第でして、お恥ずかしい。

百鬼園先生の文庫本、ご紹介できて嬉しいです。師匠(漱石)を遥かに凌ぐ名文がそこかしこに散りばめてあって、読んでいて全く飽きません。中村武志(百閒門下の小説家・国鉄職員)の随筆のどこかに初期の漱石作品を『若輩の漱石が…』と評した百閒の言葉を見つけたときは、思わずニヤリとしたもんでした(笑)。自分もせめて百鬼園先生の1/500くらいの文章が書けたらなぁ、なんて(笑)。

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急行まつしま2号

23/11/16 のナイショさま
コメントありがとうございます。ご趣旨を尊重して、直接コメント内容や文言に触れないよう応答致します。

ほかはともかく、ここで取り上げた番組に限って云えば、根本問題はどうしようもなく低いクオリティーです。ワタシが大枚払ってバカを見た【京成スカイライナー】ほかの実例から、制作に携わる人材と組織の全てが『良いものを作ろう、提供しよう』という意欲も誠実さも、そんなものカケラほども持ち合わせていません。

すなわち本件は、種々の物理的制約条件以前の問題、作る側の意欲と真剣さと、なにより能力だと考えます。

能力が低ければ、これはもう何を云ったってダメ、いわば致命傷です。そもそもこういう業種に携わる適性を欠いたヤツが作ってんですから、マトモなものができる道理がない。

ここまで言い切るのは、本文中でもご紹介した裏焼き画像で組織及び責任者とのやりとりを経験したからで、想像や憶測でなく実際にどういう人間が作っているかを具体的に知っているからです。

まぁ、いまはなにをどんなに懇切丁寧に指導したってパワハラにされちゃう世の中ですから、もうこのまま日本が沈没していくのを眺めるしかないんでしょう。

今朝の朝刊に、経済力と生産性で今年か来年にはインドに抜かれる、という記事がありました。前職でインドに派遣された連中は10人が10人、その労働力の質と生産性の低さ、その非効率を根底から支える階層(カースト)という障壁に打ちひしがれて戻ってきましたが、そのインドに追い越されるところまで質が落ちちゃった日本の現状を、ここで取り上げた題材は具体的に裏打ちしていると感じております。

この先、五十年も六十年も没落していく様子を見ずに済むのがヂヂイまつしまにとってせめてもの救いとでも申しましょうか…(苦笑)。
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プロフィール

急行まつしま2号

2019/8/12 に Yahoo blog から移ってきました。2008/3/28 から活動しています。

残念写真はFH君(高校時代の同級生)の叔父さん(故人)が1960~62年にかけて撮影したもので、まつしま(以下、管理人という)は約40年前、高校卒業時にそのベタ焼きスクラップ帳をFH君から預かりました。

約半世紀が過ぎ、管理人にも終活準備の必要が迫ってきましたが、どの被写体もこのまま埋もれさるのはあまりにも惜しいと考えて公開を決意しました。

全ての記述と残念写真を除く全ての画像は、管理人によるものとお考え下さい。従って、残念写真に対する苦情・異議等は、いっさいお受け致しかねます。この点、あらかじめご了承頂くとともに、不同意の方の閲覧は(たとえ記事が全公開に設定されている場合であっても)お断り致します。

また、残念写真以外の全てについては、管理人の責任と権限で対応致しますが、管理人が【適切でない、相応しくない、好ましくない、不快である】等と判断した書き込みは、発見し次第、全て管理人の一存で警告なしに即刻削除します。この点も併せてご了解頂きます。

なお、上記の点は、全て【管理人の固い意思】であって【どなたからどのような種類の申し入れ等があっても応じない】こと、及び【どなたとの議論にも応じない】ことを、あらかじめ明記しておきます。

これらの方針に同意されない方の閲覧は当方から固くお断り致しますので、どうぞ速やかにご退出ください。

記事を閲覧される方は、(万が一紛議等が生じた場合も含めて)全てここに記述した方針に同意され応諾された方として対処致しますので、念のため此処に併せて明記しておきます。

原則的に【来る者は拒まず】が基本スタンスですが、ただし、管理者に対して過去に敵対的言辞等を執った事実のある者からの再接触等は、たといそれが当該敵対的行動の撤回及び謝罪並びに釈明等であっても、その全てを拒絶します。

もし釈明や和解の必要を感じたなら、その時点で直ちにそう処置した筈であり、またそう処置すべきでもありました。それをしないまま再接触を図るということは、

①なんらかの意図があって、非敵対的な態度を偽装もしくは隠蔽している

②記憶力に欠陥のある攻撃的性格

上記①または②のいずれかと考えざるを得ません。すなわち将来に於いて再び敵対的言辞を吐き散らし敵対的行動を執る危険性が極めて大きい者である可能性を窺わせる者である、と見做し得るわけで、そういう面倒くさいヤツと関わり合うのは金輪際願い下げ、二度と御免蒙ります。

そんなヤツに愛想笑いなどする気は全くありません。見つけたら直ちに叩き出して塩を撒くので、そのつもりで。

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