えらく地味に…

9月1日、関東大震災から100年目の日はどのメディアも判で捺したように地震と防災の特集を放送していました。それを批判がましくあげつらう気はありませんが、翌2日になれば全て終わったといわんばかり、昨日の震災百年などきれいさっぱり忘れたかように次のニュース。ホントにいいんスかね、こんなことで…。

そんなさなか、意外に身近なところに一社だけ防災も地震もどこ吹く風の記念日を祝っている事業者があって、独立自尊とゆーかKYとゆーか、お馴染みさんお得意の表現をお借りするなら、さすが【京成クオリティー♪】と感心させられました。

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はぁ、そうだったんスか、それはお目出度いこって…。

小田急とか京王とか、なんかあっちの方ではこういった子供向けのカードを作ったり配ったりというのを不定期にちょこちょことやっている、みたいな話を耳にした覚えがありましたが、行き合わせたこともなかったし、仮に遭遇したとしても、アタマがほぼ禿げたヂヂイが「それ欲しい」と云ったって怪訝な顔されるだけでしょうから気にしたことはありませんでした。

翻って京成電鉄ですが、これまで【京成でんしゃカード】なんて一度も見聞きしたことありませんでした。

ここ数年、京成にとって【〇〇百周年】が立て続けにやってきて、その度に記念切符を作っては発売していました。あんまりいろんな百周年が起きるもんですから、しまいにまつしまの方で息切れしてお付き合いするのをやめちゃいましたが、ちょっと思い返しただけでも5種類くらいの百周年があったと思います。

それらと並べると70周年なんてまだまだ青い、ってことなんでしょう、さすがに記念切符は見合わせたようで、上に掲出した記念カードを無償で配って「一緒にお祝いしていただければ…」というカンジで、常に似ずいたって謙虚とゆーか慎ましやかとゆーか、(へぇ、今回はまたずいぶんともの静かな態度じゃん)と感心しちゃったりして。

で、貰ってきたカードですけど、これじゃお子ちゃまたちには無理ですよねぇ(笑)、訴求力ゼロなんじゃないでしょうか、喜んじゃうのはオヤヂとかヂヂイばっかりだと思いますよ(爆笑)♪

写真は東中山駅から上り(京成中山)方向へ200mほど行ったあたり、わりときつい上り勾配の途中で、画面奥の右カーブの先に京成中山駅船橋方の踏切があります。そもそも1600形開運号なんて東中山駅なんか通過してた(爆笑)んですから、縁もゆかりもないカットだと思うんですが、【撮影位置】だけで選んだらこの絵柄になっちゃった、といったあたりが真相なんじゃないかと想像しております。

こんなカットがあったんならパスネットの図柄に持ち出してガンガン稼げばよかったのに、なんとも商売が下手ですねぇ。

それにしてもずいぶん鄙びたちっぽけな駅舎だったんですね。まつしまはさすがに出札口が地上にあった時代の駅舎は知りませんが、それでも40年ほど前に初めて乗り降りしたときには、橋上駅舎の窓口でまだ硬券も回数券も定期券も売ってました。そういえば、ホームにも売店があって、ニコニコと愛嬌いっぱいの婆ちゃんが新聞雑誌にタバコ、牛乳あんパンなどを鬻いでいましたっけ…。

といった次第で、関東大震災から百年目の日に、「これでもか!」と次々に情報を押し付けてくるメディアからいっとき目と耳をそらして、まるっきり防災意識と無関係な感慨を呼び起こしてくれた京成でんしゃカードには、ちょっとだけ肩の力を抜いてひと息いれましょうか、みたいなホッとする感じが漂っていました。

上に述べたように、要するに『商売の仕方が下手だ』というだけのことなのかもしれませんが、けど、こんなふうにガツガツしていないところが京成クオリティーという味わいのひとつなのかも、なんて思って一人で納得しています。

ご参考までに付記しておきますが、あんまりたくさん作っていない様子なので、欲しいと思った方はできるだけ早く現地をお訪ねになった方がよろしいと思いますよ。今週から中山競馬が走り出しますので、普段より乗降客が増えます。結果、カードが品切れになるタイミングも早まっちゃうかもしれませんので…。




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プロフィール

急行まつしま2号

2019/8/12 に Yahoo blog から移ってきました。2008/3/28 から活動しています。

残念写真はFH君(高校時代の同級生)の叔父さん(故人)が1960~62年にかけて撮影したもので、まつしま(以下、管理人という)は約40年前、高校卒業時にそのベタ焼きスクラップ帳をFH君から預かりました。

約半世紀が過ぎ、管理人にも終活準備の必要が迫ってきましたが、どの被写体もこのまま埋もれさるのはあまりにも惜しいと考えて公開を決意しました。

全ての記述と残念写真を除く全ての画像は、管理人によるものとお考え下さい。従って、残念写真に対する苦情・異議等は、いっさいお受け致しかねます。この点、あらかじめご了承頂くとともに、不同意の方の閲覧は(たとえ記事が全公開に設定されている場合であっても)お断り致します。

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これらの方針に同意されない方の閲覧は当方から固くお断り致しますので、どうぞ速やかにご退出ください。

記事を閲覧される方は、(万が一紛議等が生じた場合も含めて)全てここに記述した方針に同意され応諾された方として対処致しますので、念のため此処に併せて明記しておきます。

原則的に【来る者は拒まず】が基本スタンスですが、ただし、管理者に対して過去に敵対的言辞等を執った事実のある者からの再接触等は、たといそれが当該敵対的行動の撤回及び謝罪並びに釈明等であっても、その全てを拒絶します。

もし釈明や和解の必要を感じたなら、その時点で直ちにそう処置した筈であり、またそう処置すべきでもありました。それをしないまま再接触を図るということは、

①なんらかの意図があって、非敵対的な態度を偽装もしくは隠蔽している

②記憶力に欠陥のある攻撃的性格

上記①または②のいずれかと考えざるを得ません。すなわち将来に於いて再び敵対的言辞を吐き散らし敵対的行動を執る危険性が極めて大きい者である可能性を窺わせる者である、と見做し得るわけで、そういう面倒くさいヤツと関わり合うのは金輪際願い下げ、二度と御免蒙ります。

そんなヤツに愛想笑いなどする気は全くありません。見つけたら直ちに叩き出して塩を撒くので、そのつもりで。

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